Canonと鉄道と飛行機と

鉄道と飛行機を主体とした旅好きの日誌

【鉄道乗車記】 2024/2/20-21 夜行ICEでベルリンへ

ドイツ鉄道といえば、やはりIntercity ExpressことICE。

前々から乗りたいなと思っていたので、今回はフランクフルト〜ベルリンの移動でようやく実現することができた。

写真はフランクフルト中央駅で軽く撮ったものだが、実際の乗車駅はフランクフルト空港駅となり、そこまでは普通列車で移動した。

 

フランクフルト空港駅に移動して、ベルリン行のICEが来るまで待つ。

フランクフルト空港駅は地下ホームと地上ホームがあり、ICEは地上ホームから出発する。

よくありそうな駅の風景だけど、これを日本の駅に例えると...どこだろうか。

 

 

駅を散策しながら列車を待つ。

乗る列車は、ICE 100列車 ベルリン東駅行。なんともキリのいい数字だ。

SNSを見てると、ICEは大幅遅延を起こしたり運休となったりすることがよくあるようなので多少身構えることはあったのだが、当列車は5分遅れで運行。

まだマシな方なのだろか。

とはいえ、日本も最近大幅遅延やいきなり運休という光景は珍しくなくなってきているが...。

 

 

  

今回乗るICE 100列車はフランクフルト〜ベルリンのルートが少々違う。

通常のフランクフルト〜ベルリンは写真左のルートを通りおよそ4時間30分で結ぶ。

日中のベルリン行の大半はこのルートだろう。

それに対し、ICE 100列車は少々遠回りの写真右のルートを辿ってベルリンへと向かう。所要時間は7時間35分。

ICE 100列車はフランクフルト空港駅を2206に出発するとベルリン中央駅に明朝537に到着する。

日本の新幹線では騒音の観点から夜行列車は運行できないが、ICEは夜行列車としての運行も普通にある。

 

写真左のルートを通る列車にも乗ろうと思えば乗れたのだが、あえてこの夜行ICEを選択。

フランクフルトに長時間滞在できるし、ホテル代も浮くのでまさに理想の列車だ。

 

そしてICEが到着し、乗り込む。

1等車用のユーレイルグローバルパスを購入してるのと、長時間乗るため快適に過ごせる1等に乗車。

 

座席はこんな感じ。

2席-1席タイプの座席配置で、高級感のある黒革シートとなっている。

シート幅は日本の新幹線グリーン車程広くはなく、普通車程度のシート幅だが、座席がフカフカなので快適に過ごすことができた。

閑散期だからか夜行だからかはわからないが、1等車はかなり空いていた。

2等車だとどうなのだろうか。

 

ちなみに座席にggf. freigebenと書いてあるが、座っても構わないが予約してきた人がいたら譲ってあげてねと言った意味で、誰も座ってなければ座ることができる。

座席指定しないで乗る場合、基本座る場所はこういう表示されている箇所になる。

 

たまにこういう表示されている席も見かけるが、優先席という意味でこれは日本と同じ考え方で十分。お身体の不自由な方がお見えになられたら座席を譲ってあげよう。

 

 

13時間のフライト後に7時間の長時間乗車となったが、無事熟睡することができ、終点のベルリンに到着することができた。

ベルリンにはなんと定刻で到着し、順調に行程を進めることができた。

初めてのICE、よかったぞ。