オーストリアでは1日のみの滞在。
ヨーロッパの街並みはチェコで大分満足したので、オーストリア連邦鉄道(日本のJRのような立ち位置)の代表格であるRailjetを乗り鉄しつつ、撮り鉄メインの1日とした。
今回メインで乗ったRailjetはこのような感じの列車。
クールなワインレッドと黒を纏った、また日本の特急列車とは異なったオーラをしている。
最高時速 230kmでオーストリアを縦横するRailjetは、特急列車というよりかはむしろ新幹線に近いといっても過言ではないかもしれない。
また、オーストリアの国内列車だけでなくチェコ・スイス・イタリアなどの近隣国へ直通する国際列車もある。
閑話休題、ウィーンで夜行列車を降りてオーストリアの鉄道を楽しむ。
日中に移動もできるが、ホテル代の節約のため不本意ながらも夜行列車で移動。
朝早いのでウィーン中央駅は人が空いている。
そしてかなり駅の規模も大きい。数多くの飲食店であったりアパレル店出会ったりともはやショッピングモールのようだ。
Railjetまでしばらく時間があったのでこちらへ訪問。
ウィーン中央駅にはラウンジが設置されていて、1等車の乗車券を持っている人であれば入ることができる。
Eurail 1等車用パスを持っている人も入ることができる。
かなり広いというわけではないが、航空会社のラウンジ並みの落ち着いた雰囲気をしている。
営業開始してから間もない時に入ったので、入室は自分のみ。
ラウンジのミールはこんな感じ。
簡単なお菓子、クロワッサンとソフドリ・アルコール類が提供されている。
自分はアルコールが飲めないので、クロワッサンとオレンジジュースで腹ごしらえ。
ヨーロッパは物価が高いのでここである程度腹ごしらえしておく。
それにしてもヨーロッパのパンはどこに行ってもレベルが非常にレベルが高い。スーパーのパン含めてレストランレベルで美味しい。
そろそろ時間になったのでホームへ。
乗る列車はスイス チューリッヒ行きのRailjet 160列車 (以下 RJX160)。
ブラチスラバを6:08に出発して、終点チューリッヒに1520到着。
始発から終点まで乗ると9時間近くかかるスーパーロングラン列車。
今回はこれでザルツブルグまで乗車。
2等車4両と1等車3両からなる、7両編成での運行。
2等車は相変わらず混んでいるので、今回も1等車に乗車。
割と一等車も人乗っていたのであまり写真撮れなかったのだが、座席の雰囲気はこんな感じ。
ICEと同じく1席-2席の座席配置で革張りの座席を使用している。
座席幅も広いのでゆったりと移動できる。
200km/h近くでブッ飛ばしながらオーストリアを西へ西へと進んでいった。
本当であれば車窓も載せたいところではあるが、動画が載せられないのが癪...。
そしてザルツブルグ界隈で撮り鉄を終え、ウィーンへ戻るために再びrailjet。
乗車前にザルツブルグ駅のラウンジも訪問。
ウィーンよりは若干狭く、閑散期である冬であったとしても6割くらい席が埋まっていた。
ミールとドリンクについてはウィーンと同じものが提供されていた。
また、ウィーンにはないミーティングルームの設置もある。
ビジネスで利用される方が多いのだろうか。
ラウンジで軽く摘んでホームへ。
乗った列車はドイツ・ミュンヘン始発のRJX 69列車。当駅でBregenzからのRJX869列車 ウィーン国際空港行を連結して、ザルツブルグ-ウィーンは牽引機関車含めて16両編成での運行となる。
ウィーン・ウィーン国際空港行のRailjetが到着。
帰りも1等車に乗車。
行きということは変わらないのでこの先は割愛。
ウィーンには19:32と定刻に到着し、オーストリアの撮り鉄旅を順調に遂行することができた。
おまけ
有名なホテルザッハーのザッハトルテ。折角なのでいただいてみた。