Canonと鉄道と飛行機と

鉄道と飛行機を主体とした旅好きの日誌

【鉄道乗車記】 2024/2/25 オーストリアでRailjetを楽しむ

 

24日にプラハを離れて夜行列車でオーストリア方面へと渡航

オーストリアでは1日のみの滞在。

ヨーロッパの街並みはチェコで大分満足したので、オーストリア連邦鉄道(日本のJRのような立ち位置)の代表格であるRailjetを乗り鉄しつつ、撮り鉄メインの1日とした。

 

 

今回メインで乗ったRailjetはこのような感じの列車。

クールなワインレッドと黒を纏った、また日本の特急列車とは異なったオーラをしている。

最高時速 230kmでオーストリアを縦横するRailjetは、特急列車というよりかはむしろ新幹線に近いといっても過言ではないかもしれない。

また、オーストリアの国内列車だけでなくチェコ・スイス・イタリアなどの近隣国へ直通する国際列車もある。

 

 

閑話休題、ウィーンで夜行列車を降りてオーストリアの鉄道を楽しむ。

日中に移動もできるが、ホテル代の節約のため不本意ながらも夜行列車で移動。

 

朝早いのでウィーン中央駅は人が空いている。

そしてかなり駅の規模も大きい。数多くの飲食店であったりアパレル店出会ったりともはやショッピングモールのようだ。

 

Railjetまでしばらく時間があったのでこちらへ訪問。

ウィーン中央駅にはラウンジが設置されていて、1等車の乗車券を持っている人であれば入ることができる。

Eurail 1等車用パスを持っている人も入ることができる。

 

かなり広いというわけではないが、航空会社のラウンジ並みの落ち着いた雰囲気をしている。

営業開始してから間もない時に入ったので、入室は自分のみ。

 

ラウンジのミールはこんな感じ。

簡単なお菓子、クロワッサンとソフドリ・アルコール類が提供されている。

 

自分はアルコールが飲めないので、クロワッサンとオレンジジュースで腹ごしらえ。
ヨーロッパは物価が高いのでここである程度腹ごしらえしておく。

それにしてもヨーロッパのパンはどこに行ってもレベルが非常にレベルが高い。スーパーのパン含めてレストランレベルで美味しい。

 

そろそろ時間になったのでホームへ。

乗る列車はスイス チューリッヒ行きのRailjet 160列車 (以下 RJX160)。

ブラチスラバを6:08に出発して、終点チューリッヒに1520到着。

始発から終点まで乗ると9時間近くかかるスーパーロングラン列車。

今回はこれでザルツブルグまで乗車。

 

2等車4両と1等車3両からなる、7両編成での運行。

2等車は相変わらず混んでいるので、今回も1等車に乗車。

 

割と一等車も人乗っていたのであまり写真撮れなかったのだが、座席の雰囲気はこんな感じ。

ICEと同じく1席-2席の座席配置で革張りの座席を使用している。

座席幅も広いのでゆったりと移動できる。

200km/h近くでブッ飛ばしながらオーストリアを西へ西へと進んでいった。

本当であれば車窓も載せたいところではあるが、動画が載せられないのが癪...。

 

 

そしてザルツブルグ界隈で撮り鉄を終え、ウィーンへ戻るために再びrailjet。

乗車前にザルツブルグ駅のラウンジも訪問。
ウィーンよりは若干狭く、閑散期である冬であったとしても6割くらい席が埋まっていた。

ミールとドリンクについてはウィーンと同じものが提供されていた。

また、ウィーンにはないミーティングルームの設置もある。

ビジネスで利用される方が多いのだろうか。

 

ラウンジで軽く摘んでホームへ。

乗った列車はドイツ・ミュンヘン始発のRJX 69列車。当駅でBregenzからのRJX869列車 ウィーン国際空港行を連結して、ザルツブルグ-ウィーンは牽引機関車含めて16両編成での運行となる。

 

ウィーン・ウィーン国際空港行のRailjetが到着。

帰りも1等車に乗車。

行きということは変わらないのでこの先は割愛。

ウィーンには19:32と定刻に到着し、オーストリア撮り鉄旅を順調に遂行することができた。

 

 

 

おまけ

有名なホテルザッハーのザッハトルテ。折角なのでいただいてみた。

 

 

 

 

 

 

【鉄道乗車記】 2024/2/21-24 プラハトラム

ついに・・・ついに出会えたぞ!!!!タトラカー!!!!!!

 

Twitter(現X)やinstagramで指をくわえて見ることしかできなかった、プラハのタトラカーとついに対面することができた。

タトラカー自体も大分年月が経っていているのにも関わらず、結構な数が走っていて一安心。

 

 

プラハ中央駅でチケットを購入。

トラムの電停には主要駅を除いてチケット券売機がないところが大半。

トラム・地下鉄を利用する予定がある人はここで複数枚買っておくことをおすすめする。

一日プラハ観光予定がある人なんかはあらかじめここで24時間券を買っておくといいだろう。

クレジットカード・現金の両方に対応している。

 

チケットはこんな感じ。

 

後は列に並んでトラムが来るのを待つのみ。

 

 

乗ったら切符を下の穴に通して打刻。

これは絶対忘れないように。

万が一忘れたら罰金が課せられる。たまに私服乗務員が検札に来る時があるが、言い訳無用で罰金を徴収されるのでご注意を。

 

ちなみに一部の車両にはこのような感じで、コンタクトレスのカード決済が導入されている車両がある。

とはいえ本当に一部の車両でしかないので、切符の用意を事前にしておくことを薦める。

 

列車の雰囲気はこんな感じ。

2枚目の写真がタトラカーの車内。意外と古く感じなかった。

まだまだ余裕のある走りを見せてくれる。

 

 

プラハトラムは、プラハ市内に路線を網羅していて大体の観光地にアクセスすることができる。

とはいえ、プラハの街自体が世界遺産だから反応に困るところではあるけれど。

上記は大体の乗り方であったり、車内の雰囲気をちょろっと解説してみた。

コンデジスマホで写した写真がほとんどということもあり、最後はEOS R5で撮った写真を2枚程ご紹介して締めくくろう。

 

歴史あるヨーロッパ風の建築物が立ち並ぶ美しい街、プラハ

おしゃれなトラムと共に楽しまれてみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

【鉄道乗車記】 2024/2/21 EuroCity379号で ベルリン→プラハ

 

ベルリンで路面電車撮り鉄を終えた後は、ついにチェコ入りを果たすべくプラハ行の列車へと乗り込む。

乗る列車は、11:16発のEuroCity 379号 プラハ行 (以下 EC379)。

下のホーム1番線から出発する。(案内板の下から4番目)

  • 主要な都市にのみ停車
  • 乗務員と停車駅の駅員は二か国語以上を話せること
  • 沿線に因んだ列車名をつける

などの厳しい条件(参考文献:wikipedia)をクリアした列車のみユーロシティという称号がつく。

またEC379列車は、別名Berlinerの列車名が付けられている。

 

地下ホーム 1番線にハンブルグ方面からEC379がやってきた。

区間チェコ鉄道の車両を使用。

 

定刻だとベルリン着は1055のはずだが、この日は16分遅れて11:11に到着。

出発は定刻通り11:16とのアナウンスがあったため、お客さんの入れ替えが激しかった。

 

写真をご覧いただけるとわかる通り、相当数のお客さんが利用する。

私は1等車を利用したため混雑するような光景はあまりなかったのだが、2等車は相当混んでいたであろう。

オフシーズンであるこの時期でもこの混み具合であるならば、春夏秋といった観光に適したシーズンはどれくらい混んでいるのだろうか。

予算面で抵抗がなければ、季節関係なく是非とも1等車の利用を薦める。

 

車内の雰囲気はこんな感じ。そこまで混雑をしている様子ではなかった。

座席配置は、1席-2席。

 

 

1等車の座席はこのような感じで、革張りのシートが用いられている。

また、1座席につきコンセントが一つ備え付けられている。色々調べ物しているとスマホの電池がなくなるので非常に嬉しい。

 

ベルリンを出発すると、次の停車駅のドレスデンまで1時間半近くノンストップで向かう。

ドレスデンを出ると、地方都市に直々停車しながらプラハへと向かう。

総移動距離は約370km。

ベルリンを11:16に出発すると、定刻だとプラハに15:24に到着する。

 

欧州の列車は日本の在来線とは考えられないスピードで前へ前へと突き進んでいく。

当路線の最高速度は160km/h。

かつての日本も、北陸を縦断していた特急はくたか号が北越急行線内で160km/h飛ばしていた。

しかし、新幹線に置き換わってしまい廃止となってしまった中、160km/hのスピードで運行する列車はいなくなってしまった。

こうしてみると、特急はくたかを思い出させてくれる走りっぷりにどこか懐かしさを感じられた。

 

車内からは、このような景色がずっと続く。

日本とは違った欧州らしい光景で、プラハまでもあっという間。

 

 

列車は定刻から13分遅れて、1537にプラハに到着。

日本では見られない、ドーム型の駅舎が美しい。

 

こうして、ベルリンからプラハまでの約4時間の旅が終わった。

郊外の自然を感じながら高速で突き進む一時、実に楽しかった。

ありがとう、České dráhy

 

 

 

【鉄道乗車記】 2024/2/20-21 夜行ICEでベルリンへ

ドイツ鉄道といえば、やはりIntercity ExpressことICE。

前々から乗りたいなと思っていたので、今回はフランクフルト〜ベルリンの移動でようやく実現することができた。

写真はフランクフルト中央駅で軽く撮ったものだが、実際の乗車駅はフランクフルト空港駅となり、そこまでは普通列車で移動した。

 

フランクフルト空港駅に移動して、ベルリン行のICEが来るまで待つ。

フランクフルト空港駅は地下ホームと地上ホームがあり、ICEは地上ホームから出発する。

よくありそうな駅の風景だけど、これを日本の駅に例えると...どこだろうか。

 

 

駅を散策しながら列車を待つ。

乗る列車は、ICE 100列車 ベルリン東駅行。なんともキリのいい数字だ。

SNSを見てると、ICEは大幅遅延を起こしたり運休となったりすることがよくあるようなので多少身構えることはあったのだが、当列車は5分遅れで運行。

まだマシな方なのだろか。

とはいえ、日本も最近大幅遅延やいきなり運休という光景は珍しくなくなってきているが...。

 

 

  

今回乗るICE 100列車はフランクフルト〜ベルリンのルートが少々違う。

通常のフランクフルト〜ベルリンは写真左のルートを通りおよそ4時間30分で結ぶ。

日中のベルリン行の大半はこのルートだろう。

それに対し、ICE 100列車は少々遠回りの写真右のルートを辿ってベルリンへと向かう。所要時間は7時間35分。

ICE 100列車はフランクフルト空港駅を2206に出発するとベルリン中央駅に明朝537に到着する。

日本の新幹線では騒音の観点から夜行列車は運行できないが、ICEは夜行列車としての運行も普通にある。

 

写真左のルートを通る列車にも乗ろうと思えば乗れたのだが、あえてこの夜行ICEを選択。

フランクフルトに長時間滞在できるし、ホテル代も浮くのでまさに理想の列車だ。

 

そしてICEが到着し、乗り込む。

1等車用のユーレイルグローバルパスを購入してるのと、長時間乗るため快適に過ごせる1等に乗車。

 

座席はこんな感じ。

2席-1席タイプの座席配置で、高級感のある黒革シートとなっている。

シート幅は日本の新幹線グリーン車程広くはなく、普通車程度のシート幅だが、座席がフカフカなので快適に過ごすことができた。

閑散期だからか夜行だからかはわからないが、1等車はかなり空いていた。

2等車だとどうなのだろうか。

 

ちなみに座席にggf. freigebenと書いてあるが、座っても構わないが予約してきた人がいたら譲ってあげてねと言った意味で、誰も座ってなければ座ることができる。

座席指定しないで乗る場合、基本座る場所はこういう表示されている箇所になる。

 

たまにこういう表示されている席も見かけるが、優先席という意味でこれは日本と同じ考え方で十分。お身体の不自由な方がお見えになられたら座席を譲ってあげよう。

 

 

13時間のフライト後に7時間の長時間乗車となったが、無事熟睡することができ、終点のベルリンに到着することができた。

ベルリンにはなんと定刻で到着し、順調に行程を進めることができた。

初めてのICE、よかったぞ。

 

 

 

 

【飛行機搭乗記】 2024/2/20 JL407 東京成田 → フランクフルト

 

色々やることがあったので紹介するのが遅くなってしまった...。

2/20から16日間のヨーロッパ遠征を実現したので、それについてできる範囲で紹介していく。

初めに、ヨーロッパまでの航路についてご紹介。

 

旅の初めは東京成田空港から。

使用する航空会社は、やっぱりJAL

今回も特典航空券を発行したため、学割の27500マイルにその他燃料代等で11万別途支払った。

 

多くのヨーロッパ線は羽田が主流になりつつある中、JALのフランクフルト線のみ成田からの出発。

個人的に朝の羽田は混んでる印象が強かったので、多少遠くても空いてる成田から出発する価値は十分にある。

事実、かなり空いていたし出国審査も20分もかかってないんじゃないか...?というくらいかなりスムーズに行けた。

 

搭乗口へと移動し、今回お世話になる飛行機とご対面。

機材はB787-9。機体番号はJA881Jと、昨年の成田→ハノイと同じ機体が当たった。

 

 

早速搭乗し、エコノミークラスへと向かう。

見慣れた高級感のある赤色の座席がまた出迎えてくれた。

 

 

閑散期ということもありかなり空いていて、出発5分前でも写真のような状態。

自分の隣は案の定、誰もこなかった。長いフライトになるので通路側と悩んだが窓側にしといて正解だった。

 

 

成田を出発し、千葉の街並みを眺めながら無事出国。

この日辺りから花粉がかなり飛んでいるということもあって、花粉症持ちの自分はいいタイミングで出国できたなと思った。

 

 

離陸後、30分後くらいにスナック菓子とドリンクの提供をしてくださった。

定番のあられミックス。今回はJAL70周年のラッピングだった。

 

 

 

 

 

 

そしてその1時間後に・・・・・???

 

 

 

 

 

 

やってきました!!!!!!!!

待望の機内食!!!!!!!!!

 

今回のヨーロッパ遠征は卒業旅行も兼ねているということもあり、3000円プラスして機内食を奮発。

昨年12月からはじまった、JAL 有料機内食アップグレードサービス。

こちらを利用し、JALの中で鰻を食べるというビジネスかファーストでないとできないような贅沢をエコノミーで実現した。

正直鰻って高いお代を出してまで食べたいか?と言われるとそういうわけではないのだが、JALの中で食べるのなら話は別。

やはり食べる環境は非常に重要である。

 

そしていざ口に運ぶと、噛んだ瞬間にふっくらやわらかな食感が口いっぱいに広がる。で食べるうなぎは温度管理等で美味しさは担保されるのだろうかと思っていたのですが、鰻専門店て食べてるかのような美味しさで大満足。

 

本サービスはまだまだ継続中で、5月いっぱいまでは鰻のご提供が確約されているので、この先JAL国際線にご搭乗される際は是非とも利用してみてはいかがだろうか。

www.jal.co.jp

 

 

デザートのハーゲンダッツ

贅沢なひとときを過ごしながら、高級アイスを頬張る。

 

 

 

食事を終えて、一休み。

2月中はJAL国際線の無料Wi-Fiサービスが実施されていて、この機会に使ってみた。

機内ということもあり、高速通信は難しい。

YouTubeやネットフリックスはほぼ見れないに等しい。

SNSやインっターネットの利用程度に収まるだろう。

ビジネス用途だとJALの機内Wi-Fiサービスの通信で事足りるのだろうか。

 

 

 

飛行していくうちに辺りは真っ暗。

アラスカの上空を超えた辺りからなんとオーロラに遭遇!

テレビでしか見たことのなかった光景に思わず胸が打たれる。

夜空に広がる明るい緑色の絶景は、まさに感動そのもの。

客室乗務員さん曰く、この日は曇りで当初見れないと予想されていたが、お目にかかることができて奇跡の瞬間だったとおっしゃっていた。

 

 

 

一眠りし、起きた頃にはグリーンランドを超えたあたりでヨーロッパはもうすぐというところまで来ていた。

いいタイミングで軽食が配布され、八天堂のクリームパンを食した。

うーん、有名店っぽいのだがパンの割合が多くクリームの量が少々物足りないなと感じた。

 

 

 

そして2回目の機内食

機内食アップグレードは1回目のみなので2回目は普通の機内食

 

 

無印良品さんとの共同開発メニューで八宝菜を提供してくださった。

無印に行くと売ってますよね。以下の八宝菜。

www.muji.com

おそらくこれなのだと思う。無印のレトルト食品は買ったことなかったので、ここで初めての実食となったが普通に美味しかった。

油っこくなかったし、普通に満足だったので今度プライベートでも買ってみようかなと思えた。

 

 

 

成田を出発して13時間の長旅を経て、ようやくドイツの街並みが姿を現した。

 

そして無事にフランクフルト・アム・マイン国際空港に到着。

今回はスーツケースを持っていってないので手荷物受け取りは介さずにそのまま通過。

世界情勢的に長いフライトにならざるをえなかったが、快適に移動することができて何より。

 

 

ちなみにこれはその時のフランクフルト国際空港のフライトレーダーをスクリーンショットしたものなのだが、当日はルフトハンザドイツ航空ストライキとバッティングした。

LH便名は軒並み結構。最近ドイツは公共交通機関ストライキが多発しているので、旅程組むときは余裕の持ったスケジュールで組んで聴く必要があるだろう。

 

 

 

 

【番外編】 思い出の学割切符

 

本日の日付は3/31。

2023年度末ということに加え、ついに学生の最後の日を迎えてしまった。

折角なので何か書こうかなと思い、これまでに発行した思い出の学割切符を2枚紹介することにした。

 

初めに、学割切符というのは距離が100km以上の切符を発行するときに乗車券が2割引されるもの。

JRの他に、東武近鉄でも発行することができる。

特急券・寝台券・グリーン券等の乗車券以外には適用されない。

 

切符はこんな感じで切符の右下に、証明書「学割」を発行してください、の一文が追記される。

 

 

閑話休題、ここで本題の思い出の学割切符へと話を戻す。

上記のブラウザ検索のように学割切符と検索すると大半は乗車券のみか新幹線自由席特急券がついたものがヒットする。

しかし、思い出づくりとしては切符に列車名を入れないと意味がない。

証明書「学割」を発行してください、という文言と列車名が一つにまとまった切符を発行できるのか?できるのである。

 

 

早速1枚目はこちら。

ひかり533号で小田原から広島まで行ったときに発行した学割切符。

一度ひかり号で地元から広島まで乗り通したいという思いから実現。

「証明書『学割』を発行してください」と「グリーン券」が一つに詰まった最強の切符を手にした時は、切符を手に取るだけで手が震えるくらい恐ろしかったのを今でも覚えている。

2万という金額を見たときには一瞬、(あ...やっぱり指定席で...)とも言いかけた。

ちなみにN700系グリーン車もこの時初めて乗車し、シート幅が普通車と比較してすごく広いなと感じたのもいい思い出。

乗客もビジネス客の人が大半で、自分みたいなブルジョワ学生を満喫している人は当たり前の如くいなかった。

 

 

続いて2枚目はこちら。

北陸新幹線敦賀まで延伸したのをきっかけに幻の切符と化した、サンダーバードの学割切符。

こちらもグリーン車で発行。

和倉温泉からの切符とどちらにしようか悩んだのだが、サンダーバードといえば金沢の方かなと思い、金沢からの切符を発行した。

確かこの時はグリーン席が残り1席しか空いてなく、光の速さでみどりの窓口に駆け込んだ。切符を買えたときに胸をかなり撫で下ろしたのを今でも覚えている。

乗車券・特急券・グリーン券の中でグリーン料金が一番高いのも面白い。

ちなみにサンダーバードグリーン車は車内はすごく、高級感あふれる照明に加え、1列+2列のゆったり空間が展開されている。

非日常空間が楽しめるので、まだ乗ったない人は是非とも乗ってみてほしい。

 

 

 

以上、2枚の思い出の学割切符を紹介した。

乗車券が2割引になる学割切符。もしかしたら、学割以上にお得な切符もあったかもしれない。

しかし、証明書「学割」を発行してください、の一言が加わるだけで学生の思い出という大きな価値が植え付けられる。

後で見返したときに、ああ学生時代にグリーン車で豪遊したんだなあ、あの頃はサンダーバードなんて列車が走ってたんだなといった思い出が蘇ってくるであろう。

 

本来であればグランクラスの切符であったり、近鉄しまかぜの学割切符も発行してみたいところではあったのだが、乗るタイミングがなかなかなくて発行できる機会がなかった。

当ブログを読んでいる乗り鉄の学生さんがいらっしゃったら、これらを実現してブログやSNSで是非とも切符を見せてほしいなと思うところである。

 

 

あゝ、もう学生も終わりか。。。。。

 

 

 

 

 

【鉄道撮影】 2024/3/27 残り少ないEF66

前記事の横須賀の配給の前に撮った、4093レ。

もう活躍できる日もそう長くないというのに、なかなか見向きもされないEF66-100。

自分は東海道近辺で中学生の頃からほぼ毎日と言っていいほど見てきたので、その日常が失われないうちにカットをなるべく残しておきたいなという所ですね。

 

 

おまけ

いい感じに撮れたEF210を最後に。