本日の日付は3/31。
2023年度末ということに加え、ついに学生の最後の日を迎えてしまった。
折角なので何か書こうかなと思い、これまでに発行した思い出の学割切符を2枚紹介することにした。
初めに、学割切符というのは距離が100km以上の切符を発行するときに乗車券が2割引されるもの。
特急券・寝台券・グリーン券等の乗車券以外には適用されない。
切符はこんな感じで切符の右下に、証明書「学割」を発行してください、の一文が追記される。
閑話休題、ここで本題の思い出の学割切符へと話を戻す。
上記のブラウザ検索のように学割切符と検索すると大半は乗車券のみか新幹線自由席特急券がついたものがヒットする。
しかし、思い出づくりとしては切符に列車名を入れないと意味がない。
証明書「学割」を発行してください、という文言と列車名が一つにまとまった切符を発行できるのか?できるのである。
早速1枚目はこちら。
ひかり533号で小田原から広島まで行ったときに発行した学割切符。
一度ひかり号で地元から広島まで乗り通したいという思いから実現。
「証明書『学割』を発行してください」と「グリーン券」が一つに詰まった最強の切符を手にした時は、切符を手に取るだけで手が震えるくらい恐ろしかったのを今でも覚えている。
2万という金額を見たときには一瞬、(あ...やっぱり指定席で...)とも言いかけた。
ちなみにN700系のグリーン車もこの時初めて乗車し、シート幅が普通車と比較してすごく広いなと感じたのもいい思い出。
乗客もビジネス客の人が大半で、自分みたいなブルジョワ学生を満喫している人は当たり前の如くいなかった。
続いて2枚目はこちら。
北陸新幹線が敦賀まで延伸したのをきっかけに幻の切符と化した、サンダーバードの学割切符。
こちらもグリーン車で発行。
和倉温泉からの切符とどちらにしようか悩んだのだが、サンダーバードといえば金沢の方かなと思い、金沢からの切符を発行した。
確かこの時はグリーン席が残り1席しか空いてなく、光の速さでみどりの窓口に駆け込んだ。切符を買えたときに胸をかなり撫で下ろしたのを今でも覚えている。
乗車券・特急券・グリーン券の中でグリーン料金が一番高いのも面白い。
ちなみにサンダーバードのグリーン車は車内はすごく、高級感あふれる照明に加え、1列+2列のゆったり空間が展開されている。
非日常空間が楽しめるので、まだ乗ったない人は是非とも乗ってみてほしい。
以上、2枚の思い出の学割切符を紹介した。
乗車券が2割引になる学割切符。もしかしたら、学割以上にお得な切符もあったかもしれない。
しかし、証明書「学割」を発行してください、の一言が加わるだけで学生の思い出という大きな価値が植え付けられる。
後で見返したときに、ああ学生時代にグリーン車で豪遊したんだなあ、あの頃はサンダーバードなんて列車が走ってたんだなといった思い出が蘇ってくるであろう。
本来であればグランクラスの切符であったり、近鉄しまかぜの学割切符も発行してみたいところではあったのだが、乗るタイミングがなかなかなくて発行できる機会がなかった。
当ブログを読んでいる乗り鉄の学生さんがいらっしゃったら、これらを実現してブログやSNSで是非とも切符を見せてほしいなと思うところである。
あゝ、もう学生も終わりか。。。。。