8/10は、特急南紀が期間限定で5両まで増結するとのことで、引退まで後わずかのキハ85 特急南紀を撮影しました。
晴れたり曇ったりの様変わりの激しい天候の中での撮影。
この日は増便の設定がなかったのだが、普段は2両編成で運転されている特急南紀が全便5両編成となる長編成での運転。
松阪から車を走らせ、2号→4号→3号→6号→5号と効率よく回収。
キハ85といえば高山本線を走る特急ひだ号のイメージが強いが、海岸沿いを通る特急南紀もまた魅力の一つ。
名古屋を出発し、工業地帯を通り、森を抜け、峠を下り、海岸沿いを走行し、紀伊勝浦へと向かう。乗ってるだけでいろんな景観を楽しむことができる。
自分もそのような旅情を車で感じながら、特急南紀の景観を写真を撮ることで楽しんだ。
今回の撮影で一番印象に残ったのが、上から3枚目の南紀3号の撮影。
上手く撮れたということではなく、撮影するまでの行程でかなりの試行錯誤をした。
本来ならば大名倉トンネルから出たところを記録したかったのだが、撮影ポイントまでの道のりがあまりにも険しすぎて、人が通れるような道筋というのが感じられず止むなく断念。
渋々、定番の名倉橋橋梁俯瞰に切り換え、後追いでの撮影となった。
後追いでの写真となってしまったが、やはり写真を見返すと緑一面に囲まれながら走行する特急南紀を見ると、風光明媚な景観を感じる。
俯瞰の定番の場所とはいえ、帰路についた後になると行ってよかったと思うものである。
果たして、大名倉トンネルから出たところは今撮れるのだろうか。
おまけ
松阪に訪れたのだからやはり名物松阪牛を楽しもうと、松阪駅近くにある「宮本屋」にお邪魔。
写真は、松阪牛のシャトーブリアン。言わずと知れた牛肉の中でも最高級の部位である。
通常であれば150g単位で15000円くらいもするが、ここはその半分くらいの大きさで5500円と手の届きやすい価格で楽しむことができる。
シャトーブリアンは牛ヒレ肉の中のかなりの希少な部位でありながらも、赤身肉なのに非常に柔らかいことと、そのジューシーで上品な味が我々の舌を唸らせる。
自分も初めてシャトーブリアンというのを目の当たりにし実食してみたが、赤身肉とは思えないくらいの柔らかさときめ細やかな肉質に思わず感動してしまった。
これで脂身が少ないのだから驚きである。
確かにこれは高い額を払ってでも食べてみたいという食通の方の意見に納得してしまった。
この他にも牛サンカク、ビビンバを注文し、総額が8000円くらいまで行ってしまったが非常に有意義な贅沢な時間を堪能することができ、思い出に残る一時となった。